あなたの肩こりはどのタイプ?(養生法とおすすめヨガポーズ)

目次

肩こりの原因は様々です。

ストレス、姿勢、運動不足、目や内臓の疲れなど肩こりの原因は様々です。

東洋医学では、肩こりの原因を「気」「血」「水」の流れが滞っているシグナルととらえ「急性肩こり」「水たまり肩こり」「ストレス肩こり」「血行不良肩こり」に分けています。 まずは、自分のタイプを知り、気血水の流れを良くしていきまいょう。

  • 首から後頭部にかけてのこわばり
  • 同じ姿勢でいることが多い
  • パソコンをよく使う
  • 目の疲れ
  • ぞくぞくする寒気
  • 鼻水、くしゃみなどカゼの症状がある
  • 頭痛がある

 

急性肩こり

カゼのひき始めやパソコンによる目の酷使など、外的要因で起こる肩こりです。

慢性化することもあるので要注意。

ライフケアポイント  こまめに肩を回したり軽いストレッチを取り入れましょう。カゼのひき始めに、首かたの強張りを感じた時は生姜やシナモンを摂り身体を温めましょう。

  • 肩全体が重くだるい
  • 同朝の筋肉の強張り
  • むくみやすい
  • 胃が重く吐き気がある
  • 下痢しやすい
  • 食欲がわかない
  • 雨の日に調子が悪い
  • めまい・車酔いしやすい

 

水たまり肩こり

主に胃腸の不調が原因で水分代謝が悪くなり、身体に余分な水分が溜まっているために起こる肩こりです。

触ると柔らかいのに、こっているという症状がよくみられます。

ライフケアポイント  冷たいものの摂りすぎや暴飲暴食、不規則な食生活を見直しましょう。適度な運動を心がけ水を溜め込まない体質を目指しましょう。

  • 後頭部から肩、背中にかけてパンパンに張る。
  • ストレスが溜まりやすい
  • 喉がつかえる感じがする
  • お腹が張る、ガスが溜まる
  • 寝つきが悪い
  • イライラ、くよくよする
  • 月経周期が不安定
  • 緊張しやすい

 

ストレス肩こり

ストレスや疲労などで身体の気の流れが滞るために起こる肩こりです。

肩や背中が張ったような状態になります。

ライフケアポイント  気持ちの良い香(アロマ・ハーブ・香味野菜など)やマッサージなどを上手く取り入れてストレス解消していきましょう。趣味やスポーツなどの気分転換もおすすめです。

  • 肩や首が硬く、押すと痛みを感じる
  • 月経不順、月経痛がある
  • 顔がくすみがち
  • シミ、アザが目立つ
  • 常に肩や背中が痛い
  • 刺すような痛みがある
  • 冷えやのぼせがある
  • 手足の先が冷える

 

血行不良肩こり

冷えなどで血行が悪くなり、血液の汚れや血量不足の為に起こる肩こりです。

ぎゅうっと締めつけられるという症状もよくみられます。

ライフケアポイント  半身浴や足浴など身体を芯から温めて血行を良くしていきましょう。また同じ姿勢が続いたら、1〜2時間ごとに休憩をとり、適度な運動を心がけましょう。

肩こりの改善は生活から

①身体の冷えをとり血行を良くする

入浴はシャワーですまさずに湯船につかり、しっかり身体を温めて血行を良くしていきましょう。

ぬるめのお湯にゆっくりつかるのがポイントです。お湯に大根葉やユズを入れるとさらに身体が芯から温まります。

②適度な運動をこころがける

同じ姿勢が長時間続いた時は、首や肩を回したり、ストレッチをするなど、こまめにココロとカラダの緊張をほぐしましょう。また、適度な運動をこころがけて水分代謝をよくしましょう。

③ストレスはこまめに解消する

柑橘系の精油の香りやマッサージでリラックスしたり、趣味やスポーツで気分転換を図るなど上手にストレスを発散していきましょう。

④胃腸の負担を減らす

胃腸の疲れは肩こりの大きな原因になります。冷たいもの、生もの、脂っぽいもの、甘いものは出来るだけ控えて、規則正しい食生活を心がけましょう。

⑤血を巡らせる食材を積極的に摂る

玉ねぎ、生姜、ニンニク、らっきょうなどの「辛味野菜」や黒豆、酢など血の巡りが良くなる食材を生活に取り入れましょう。※食材は一例です。バランスの良い食事を心がけましょう。

ツボ養生

首のつけ根と肩先の真ん中あたりにあるツボ。

リンパ液の巡りを良くして肩こり首のこり、痛みに良いと言われています。

反対側の手の指を肩に当て硬さがあるところ、痛みがあるところをゆっくりと息を吐きながら10秒ほど押していきましょう。

肩こりにおすすめヨガポーズ

国民病とも言われている肩こり。病名はつかないけど、自覚している不快な症状を東洋医学では『未病』といいます。未病の段階で身体が示す不調のサインをしっかりとらえ、病気を繰り返さない身体を作ることを第一に考えます。食事、運動、ストレス解消など、日々の生活面から、一人ひとりに合わせた養生法で体質改善を目指しましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次